他の人のデータは勝手には使えません。著作権について理解しよう。


ソフトウェアの著作権
 パソコンで使うソフトウェアは、無断でコピーすることは認められていません。
 コンピュータのプログラムは、「知的所有権」のうちの
著作権特許権により守られていて、許可なく、コピーすることは法律に違反する犯罪になります。
 また、ソフトウェアの代金は、ソフトウェアを買い取るものではなく、使用する権利に対して支払うものと考えられています。そのため、ソフトウェアには必ず「ソフトウェア使用許諾契約書」という文書が添えられており、この内容に基づく使用に限り認められています。


ホームページの著作権
 
ソフトウェアに著作権があるように、音楽や写真などにも著作権や肖像権があります。他の人の音楽などをホームページに公開していたり、有名人の写真やアニメのキャラクターが載っていたりするページがあります。これは許可を得ていない場合には、著作権や肖像権の侵害行為になります。あるホームページに気に入った音楽や写真があり、自分のパソコンに取り込んだとします。この場合、個人的に楽しむこと(私的使用)に限って著作権上の問題は起こりません。しかし、それを友人に配ったり、自分のホームページに使ったりすると著作権を侵害してしまいます。電子メールやホームページで情報を発信するときはこれらの侵害行為にあたらないように気をつけましょう。


知的所有権とは…
人間の知的な創作活動から生産されたものに対する権利の総称。作品や発明を創り出したひとの利益が守られるように考えられた制度。

知的所有権
著作権
人間が文学や記号、音や色彩などで表現したものを保護するもの。
 ←著作物に著作権を保護するマークでついています。
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特許権
新しい機械や素材の作り方(技術、アイディア)などを保護するもの。

商標権
商品を表すマークを保護するもの。
 ←メーカーのマークの横に商標を保護するマークでついています。